創るのは人 動かすのも人
私が広告という仕事を選んだのは、世の中に自分の手で「流行」を創ってみたいという思いからでした。
初めて自分の手がけた広告が新聞に掲載されたとき、反響が心配で一日に何度も集客具合を確認しにお客様のところへ行き、そして多くの人々が自分の作った広告で来店してくれている様子を見て、とてもうれしくてこの仕事にやりがいを感じたのを昨日のことのように覚えています。
いい広告って何だろうと、この仕事を30年近くやってきて今更ながらに考えると、それは集客や売り上げアップなど広告本来の目的を達成することは当たり前として、いい広告とは、広告主である「お客様と共に創った」と実感できる広告のことだろうと思っています。
その思いは社内にもしっかり根付いており、エムズコーポレーションの社員は、お客様と共に広告を創るという姿勢を一貫して持ち続けています。
やはり会社も広告と同じで、そこで働く「社員と共に創っていく」のがいい会社だと思います。
広告が広告主と生活者を幸せにするために存在するように、会社は社員とそのお客様を幸せにするために存在しています。
広告も会社も創るのは人であり、そして動かすのも人。
私の広告論も経営方針もすべて人を大切にすることから始まるのです。
- 株式会社エムズコーポレーション
代表取締役