フリーペーパー広告掲載料の相場と出稿前にチェックしておきたいこと
自宅のポストに入っていたり、駅などに置かれているフリーペーパーには、広告が掲載されています。 何らかの宣伝枠が設けられており、広告掲載を希望するお店や会社側が広告掲載料を支払っているというシステムです。
フリーペーパーだけではなく、雑誌や新聞にも広告枠は必ずありますが、情報媒体自体に値段が発生しないフリーペーパーの広告掲載料はいくらくらいなのか?
その相場が気になっているお店や会社が多いようです。
今回は、フリーペーパーの広告掲載料の相場と広告を出稿する前にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
目次
フリーペーパー広告掲載料の相場は?
フリーペーパーの広告掲載料は、掲載サイズによって違います。 掲載サイズは「A4」を基本として「A4」の1/2、1/4、1/8、1/16などがあり、それぞれの相場は次のようになります。
・A4サイズ・・・50~80万円
・A4の1/2サイズ・・・30~40万円
・A4の1/4サイズ・・・10~20万円
・A4の1/8サイズ・・・5~10万円
・A4の1/16サイズ・・・3~5万円
フリーペーパーの広告は大きければ良いというものでもありません。 広告の内容や掲載される場所も重要なので、そうした要素も掛け合わせて適切なサイズを決めた上で、相場を見て検討すると良いでしょう。
フリーペーパー広告を出す前にチェックしておきたい4つのこと
フリーペーパーには様々な種類があります。 地域やお店のフリーペーパーであったり、テーマが決まっているフリーペーパーであったり様々ですね。 どんなフリーペーパーでもいいから、広告を掲載しておけばいいわけではなく、、広告効果を上げるための選び方や準備を心得ておかなければいけません。
ここで、フリーペーパー広告を出稿する前にチェックしていきたいことをご紹介します。
○フリーペーパーの特性をつかむ
まず、フリーペーパーの内容をしっかりチェックしましょう。
どんなテーマの情報が多いフリーペーパーか?をチェックした上で、広告のテーマと同じ、もしくは近い情報が掲載されているフリーペーパーを選ぶべきです。
当てはまるテーマがない場合は、このフリーペーパーを手にするお客が広告のターゲット層に近いであろうフリーペーパーを選ぶと、広告を読んでもらえる確率が上がります。
つまり、いくら発行部数が多いフリーペーパーでも特性や見ている層が合っていなければ、広告は見てもらえても興味を持ってもらいにくいのでセールスや成約には繋がりにくいです。
○発行期間の長いフリーペーパーを選ぼう
発行期間が長いフリーペーパーは、配布場所も多く確保できていますし、広告主がいるということなので信頼できます。
新しいフリーペーパーよりも、発行期間が長い古いフリーペーパーを狙いましょう。
○クーポン発行をあてにしすぎない
フリーペーパーにはクーポンが付いていることが多いです。
それを目当てにフリーペーパーを手にする人も多く、広告効果も高いです。
しかし、クーポン発行だけに頼った集客では経営にも限界が訪れます。
稼働率は高くなりますが、客単価が安いので、長くは続けていけませんね。
フリーペーパーに広告を掲載する場合は、クーポンの安さだけに頼った出稿内容にならないように注意しましょう。
○○レスポンスが早いのは美容やエステ、通販系
どんなフリーペーパーを選べばいいのかがわからない時は、とりあえず美容やエステ、通販系のフリーペーパーへの広告掲載を検討してみましょう。
美容やエステ、通販系のフリーペーパーに広告を掲載するとイメージが悪くなると思い込んでいる広告主が多いようですが、フリーペーパー出版社からのレスポンスが早く、広告の出稿がスムーズです。
というのも、美容やエステ、通販系の広告主は、広告掲載に売り上げの4割をつぎ込んでいる傾向にあり、フリーペーパーの運営自体に活気があるのですね。
不明点や掲載料の交渉も、比較的スムーズにできるので、フリーペーパーに広告掲載をしたことがない広告主さんに特におすすめです。
○○フリーペーパーそのものより配布場所をチェックする
フリーペーパーのクオリティよりも、どこで配布されているか?をチェックしておくべきです。
配布場所は様々ですが、客単価が高そうな場所で配布されているのがベストです。
フリーペーパー自体のクオリティは、フリーだということもあるのでお客さんからも求められていません。 広告の質だけ落とさなければ、紙質や印刷の質などにこだわる必要はありません。