広告コラム

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看板広告のタイプや特徴とは?知っておきたい注意点なども解説!

看板広告は今も昔も優れた広告として訴求力を持ちます。本記事では、看板広告の種類やそれぞれの特徴、看板広告のメリットとデメリットなどについて詳しく解説します。

看板広告7つの種類

看板広告には、大きく分けて7つの種類があります。それぞれの看板広告に特有の良さがあり、ターゲットや伝えたい内容、広告を見ている人の状態などで使い分けることが重要です。それぞれの特徴を、以下で順に解説します。

屋上看板|よく目立ち遠くからの視認性が高い

屋上看板は、建物の屋上に設置される看板広告です。
社名やロゴの認知度向上や、新商品の宣伝などに使われます。高速道路の走行中や電車に乗っている間に見てもらえるため、多くの人にアプローチできます。

屋上看板は高い位置にあるため、遠くからも見えやすい大きさが特徴です。
そのため、認知度拡大において高い広告効果を期待できます。また、屋上看板は3・4面で設置されるケースが多く、あらゆる方向に訴求できる強みがあります。

建植看板(野建て看板)|誘導に最適

建植看板(野建て看板)は、建物から離れた位置に設置される看板広告です。
主にドライバーや歩行者の目につきやすいよう、田んぼや路地などに設置されます。目的地への誘導道案内に使用され、自社の宣伝や他社との差別化などにも効果を発揮できることが特徴です。

建植看板を設置するには、土地探しや購入など手間と費用がかかります。すでに設置されている看板に広告を出せば、費用が抑えられるでしょう。

電柱広告|近隣住民に訴求できる

電柱広告は、電柱に貼りつける形で設置される看板広告です。
店舗名問い合わせ先広告から店舗までのおおよその距離などが記載されます。ドライバーや歩行者が頻繁に視認するため、地域住民への訴求ができます。電柱広告の設置に関しては、以下のような点の調査が大切です。

●費用に地域差がある
●設置には電力会社や通信会社の許可が必要
●利用できる色やサイズが法律で決められている

スタンド看板|店舗前で詳細を伝える

スタンド看板は壁面や支柱に固定せず、店舗の前や近くに設置する看板広告です。
店舗の営業時間やメニュー内容などを掲示し、店舗前を通る人や利用者に訴求できます。

スタンド看板は、大型の看板より設置費用を安く抑えられる上に、表示面だけを変えることで、常に新しい情報の発信が可能です。また、固定設置された看板広告には風雨による劣化のおそれがあることに対し、スタンド看板は移動が簡単で、閉店時や悪天候時には店内に片付けられます。

突き出し看板|目印にできる

突き出し看板は、建物の壁面に対して垂直に設置する看板広告です。
店舗名やロゴが掲示され、主に店舗の壁に設置されます。建物から突き出した形で、店舗の目印として利用されることが特徴です。歩行者の目に留まりやすく、利用者を誘導する役目があります。

突き出し看板を設置する際、表示面への規制を調べておくことが重要です。道路法32条で「道路の上空や地下を継続して利用する場合、道路管理者の許可を受けなければいけない」と定められ、自治体単位でも看板の大きさ・高さの基準が定められています。

駅看板|不特定多数の目に留まる

駅看板は、駅構内に設置される看板広告です。
線路沿いに設置されることもあり、ホームで電車を待つ間に見える広告なども含まれます。 駅看板のメリットは「駅を利用する不特定多数の目に留まる」点です。通勤・通学者が毎日のように見ることで、高い広告効果が期待できます。

また、ホームで電車を待つ間に広告を目にすることで、立ち止まっている人に詳細を伝えられることもポイントです。他の広告ではじっくり見てもらえないような細かい内容でも、駅看板では訴求できる可能性があります。

番外編|動画を活用したデジタルサイネージ広告

上記7種類とはまた別で、動画を活用して掲載できるデジタルサイネージの人気も広がっています。
駅への設置や屋外の大型ビジョン、喫煙所のモニターなどサイズ・シチュエーションは様々です。上記7種類の看板は、年単位もしくはお店がある限り掲出を行う長期的なものに対し、デジタルサイネージは一週間~一か月単位の掲載である場合が多く、どちらかというと短期向けの媒体です。新商品発売やイベント告知、キャンペーン告知など広告を強めたい注力期間によく活用されます。

デジタルサイネージに関して気になる方は、こちらのコラムをご覧ください。
コロナ禍デジタルサイネージ広告市場の成長は?現状と2024年までの成長予測

看板広告を設置する効果・メリット

前述の通り、看板広告は用途やターゲットに応じて7種類に分類されます。そして看板広告には他の宣伝方法と異なる、特有の効果やメリットがあります。看板広告を利用する効果やメリットは、以下の2つです。

エリアに絞った訴求ができる

看板広告は一度設置すれば、撤去しない限り同じ場所で広告し続ける媒体です。つまり、エリアを絞った宣伝・訴求が継続的に行えます(※すでに設置されている広告枠を借りる場合は契約期間があります。)

道路沿いに設置すれば、通行人やドライバーはその道を通るたびに広告を目にします。店舗の近辺に設置すれば、付近を訪れた人や近隣住民にターゲットを絞った訴求が可能です。たまたま看板を見た人が店舗に立ち寄る可能性もあり、広く宣伝するよりも高い効果が期待できます。

記憶に残りやすい

看板広告は不特定多数の目に触れる機会が多くなる広告媒体です。デジタル化の進んだ現代では、ユーモアのある看板広告がSNSやニュースなどでシェアされ、思わぬ話題を呼ぶことも可能です。人目を引く看板広告は、人の記憶に残り長い広告効果が得られます。撤去しない限り訴求し続けることも、人の記憶に残りやすくなる要因です。ユニークな看板広告に力をいれる企業もございます。

広告看板を出す際の注意点・デメリット

看板広告のメリットは「エリアに絞った訴求ができる」「記憶に残りやすい」の2つでした。一方で看板広告には、掲示する際の注意点や特有のデメリットもあります。以下に2つ紹介します。

情報を絞る

看板広告を掲示する際に考慮する点として、デザイン性や見やすさが挙げられます。
看板広告は、ターゲット・伝えたい内容・広告を見る人の状況に応じて、前述の7種類に分類されます。高速道路で運転しているドライバーには、商品の細かな紹介をしても、全部を読むことは困難です。

その代わり、屋上看板を用いた社名やロゴの訴求は効果があります。掲示する看板広告の種類やターゲットを考慮した情報の絞り込みや調整が重要です。

効果測定がしにくい

広告を出す際、その広告で「どれだけ客足が伸びたか」「どれだけ商品が売れたか」など効果を測定する場面があります。一方、看板広告は「誰がいつその広告を見たか」「どの看板を見て店舗に訪れたか」の測定が困難です。

考えられる対策としては、割引やクーポンの活用です。看板広告にQRコードの割引券やクーポンを掲載し利用してもらえれば、利用者が看板広告を見たことが分かります。

また、店舗を利用した人向けにアンケートを実施することも一つの手です。「看板広告を見たことがあるか」「店舗前に設置している看板広告を知っているか」などの設問を用意し、どれだけの人が看板広告を見たかの割り出しが可能です。

まとめ

看板広告には7つの種類があり、どの広告が有効かは「ターゲット」「伝えたい内容」「広告を見ている人の状況」などで変化します。

大きく掲示することでブランドイメージの向上につなげられる屋上看板や、電車を待つ間の時間に訴求できる駅看板など、伝えられる情報量は広告によって異なります。ターゲットに適した種類の看板広告であれば、商品やサービスの訴求に大きな効果が得られるのです。

また、看板広告は、他の広告と比べて効果の測定がやや困難です。 費用対効果の分析や、利用者の印象を把握するためにも、看板広告は効果測定まで見据えて設置しましょう。

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