屋内・店内メディアの広がる可能性!ユニークな広告媒体を使って自社製品のアピールを
今回は、屋内メディア・店内メディアの可能性についてお話します。ターゲット層にあったメディアを活用することで、的確に商品の認知度を拡大することができます。多くの人に見てもらうより、厳選したターゲット層に見てもらうほうが、見た側の印象にも残りやすく、高い広告効果が期待できます。
最新のユニークな店内メディアのご紹介もしながら、インストアメディアのメリットについて解説します。
目次
屋内メディア・インストアメディアとは?
インストアメディアとは、店内で展開されている広告の総称です。商品ポスターや、商品陳列棚を活用した広告や、レジ袋への封入など幅広い広告の形があります。
中でも、最近広がりを見せているのが店内や施設内のメディアを活用した広告です。滞在中・買い物中のお客さんをターゲットに広告動画を配信することで、地域×興味関心の近いターゲット層に訴求効果が見込めます。
屋内メディアのメリット
不特定多数に向けたメディアの中でも、屋内メディアはある程度見るターゲット層を限定することができます。「待ち時間」に見られるような媒体であれば、強制視認性も高く、商品・サービスのターゲット層に認知拡大が期待できます。
詳しい事例は後述しますが、例えば「美容室で、鏡の脇に表示される広告メディア」を想像してください。特に女性が長時間過ごすことが多いヘアサロンを対象にすることで、カラーやパーマの施術中の待ち時間にアプローチすることができます。見る側も、広告を見ているという感覚がなく、自然に情報を受け入れることができます。接触時間も長いので、強い印象を残せ、ブランドや商品の認知拡大や購入行動の増加が期待できます。
さらに、施術後のサンプリングなども合わせて行えば、さらなる効果につながります。
ユニークなメディアも!店内メディアの事例
さまざまな業種において、店内メディア・インストアメディアの動画媒体広告が増えています。ここからは、実際に広告を取り扱っている業種の例をご紹介します。自社の商材を広める新たなきっかけとして、活用できる角度が見つかるかもしれません。
美容室・ネイルサロン向けインストアメディア「femedia」
Femediaは、全国の美容室やネイルサロンに設置したデジタルサイネージに動画広告を出稿できるサービス。働く美意識の高い女性にアプローチすることができ、動画視聴だけでなく、その後のサンプリングも可能です。例えばネイルサロンであれば、1時間以上は滞在するので、短い動画でも4回以上はリーチ可能で、視認率100%・購買意欲の促進が期待できます。ネイル中は両手がふさがっているので、スマートフォンや雑誌を見ることもできず、メディアの訴求効果は非常に高いです。化粧品、アパレル、旅行、クリニック、健康食品、飲食、婚活など、さまざまな業種が女性向けの製品アピールに活用しています。
プラネタリウムでの広告配信
コニカミノルタのプラネタリウムでCMが出稿できるサービス。東京のプラネタリウム内での配信だけですが、年間100万人が視聴する大規模なメディアを活用できます。なにより、頭上に広がる全天映像で流れるCMはインパクト大!プラネタリウム内なので確実に視聴されますし、確実に印象に残ります。さらに、上映後の出口サンプリングをかけ合わせれば、さらなる効果が期待できます。新商品のリリース時などに強い効果を発揮します。
https://planetarium.konicaminolta.jp/domerental/
スポーツクラブ内広告配信
スポーツクラブ「JOY FIT」の施設内で配信されるメディアです。スポーツやフィットネス、ダイエットを目的に訪れるユーザーにアプローチできるので、健康・スポーツ分野のプロモーションに効果が期待できます。スポーツクラブの利用者は、来店が習慣化していることが多く、高い頻度で接触できるので、認知拡大・販促効果が見込めます。
ファミレス内インストアメディア
全国にファミリーレストランを展開しているすかいらーくグループが、主要ファミレスの店内に設置したインストアメディアで広告展開を行っています。映像ではなく、座席周りにポップなどを置くアナログな広告形態が特徴(レジ画面に広告を表示するデジタルサイネージ広告のプランもあります)。1回の食事の時間は1時間程度あり、待ち時間も発生する飲食店において、じっくり見てもらえます。全国に店舗があるので、地域を絞ったターゲティングも可能です。ファミリー層に向けた情報や、地域密着型イベントなどの情報発信に向いたメディアです。
https://promo-peak.jp/sk/index.html
自社にあった屋内メディア展開を考えよう
今回は、多様化する屋内メディアについて、実際のサービス事例を踏まえてご紹介しました。ここで紹介した屋内メディアは一握りで、さまざまな業種が屋内メディアの展開を行っています。店舗サービス利用時の「待ち時間」や「滞在時間」にアプローチすることで、深く印象づけることができるという強みもあります。
広告を出したいサービスや商品によって、適している屋内メディアが異なってきますので、どんなターゲットに訴求したいか?そのターゲットは普段どんなところで時間を過ごしているのか?を考え、的確にアプローチできるメディアを探してみてはいかがでしょうか。