イベントで集客したい!広告手段として考えられるもの
なにかイベントを開催するとき、大きな問題となるのが「無事にお客さんを集められるか」ということです。せっかくイベントを企画したのに、お客さんが集まってくれなければ、失敗に終わってしまうからです。
日時や場所が決まっているところに、狙っているターゲットを呼ぶためには、適切な広告戦略が必要になります。
今回は、イベントの広告手法として使える手段と、それぞれの特徴や活用方法についてまとめてご紹介します。イベントを開催される方は、マーケティングの参考にしていただければと思います。
目次
ホームページ(ランディングページ)での集客
まずやるべきことは、イベントのホームページを作ること。その他の広告媒体を使うにしても、最終的には詳細情報としてリンクさせる先としての役割を担います。
ほとんどの人が参加イベントについてインターネットで検索するので、公式のホームページがあるかどうかで信頼度が大きく変わってしまいます。
ホームページといっても、作り込む必要はなく、簡単なランディングページを作るだけでも十分です。開催日時や情報、イメージ写真などを掲載してイベントの概要を伝えましょう。チラシを作っている場合は、その画像を載せるのも良いですね。また、友人知人にイベント情報を共有したいときには、TwitterやLINEなどのSNSを使って簡単に拡散できるので、シェアボタンを整備しておくことをおすすめします。
定期的に開催するイベントであれば、1つページを作っておくことで、開催を重ねるごとに訪問者が増え、ウェブからの集客も期待できるようになります。
Web広告での集客
Web広告を使って、興味関心があるターゲットにイベントの存在を知らせることができます。「リスティング広告」では、キーワードを指定して、ブラウザの検索結果画面にウェブサイトへのリンクを掲載することができます。広告を表示する地域も指定することができます。例えば、子育てに関するイベントであれば、該当地域で、子育てに関するワード(例:「子連れ 遊び場」)で検索している人に向けて広告を表示することで、ターゲット層に情報を伝えることができます。少ない予算からも始められる広告手法です。
SNSを活用した集客
ソーシャルメディアを通して情報を収集・共有する機会が増えているので、主催者としてアカウントを運用し、集客につなげましょう。SNSアカウントでは、継続的な発信が求められるので、「何を投稿していいか分からない」と思われるかもしれませんが、次のような情報を発信することで、興味関心を惹きつけられるかもしれません。開催までの“ワクワク感”も共有できるので、参加者の満足度を高めることにも繋がります。
・イベントの詳細(目玉企画、参加者の情報など)
・会場についての情報(開催場所の設備概要や、近隣の情報など)
・イベントの準備過程
・イベントとの関連があるニュース
・前回開催時の様子や、参加者の感想
チラシやホームページの情報と共通する項目も多いので、それらを引用しながら運用すれば、あまり負担感なく対応できるのではと思います。
また、Facebookではイベントであることを活用した広告も可能です。Facebookには「イベントを作成」する機能があり、詳細をアップできるだけでなく、そこで参加を募ることもできます。かつ、「参加者を増やす」とい独自の広告を展開できます。
Facebookでの広告は、住んでいる場所、年齢、性別、興味・関心などから細かくターゲットを設定できるのが特徴です。ターゲット層がしっかり定まっていれば、効率よく参加者を増やすことができるでしょう。
チラシ広告での集客
一般的に、イベントは開催場所が限定されているので、地域性の高い広告と相性が良いです。新聞に織り込まれるチラシの出稿を検討してもいいでしょう。
あまりにイベント開始直前に配布すると、予定の調整がつかないことが多いので、前の週、その前の週など早めに動くのがポイントです。チラシを持参してイベントに参加してくれた人への特典(割引やプレゼントなど)を準備すると、お得感が出て来場に繋げやすくなるかもしれません。
新聞・フリーペーパー広告での集客
チラシ広告と同様に、新聞・フリーペーパーでの広告も、開催地域に住むターゲットに情報を届けるツールとして有効です。期間に余裕があれば、繰り返し広告を掲載することで、多くのターゲットに情報を届けられますし、目にする回数が増えることでの認知度アップも見込めます(例えば、クリスマス開催のイベントであれば、10月頃から継続的に掲載する等)。
チラシ広告と比べ、掲載できる情報量には限りがあるので、上手に情報を取捨選択して、見やすく、目立ち、分かりやすいデザインを心がける必要があります。
計画的に準備をして、イベント集客を成功させよう
どんなに魅力的なイベントを企画しても、参加者が少なければ盛り上がることはできません。イベント集客はすぐにできることではないので、イベントの準備と合わせて計画的にマーケティングの戦略を練り、対応することが必要です。
開催直前になって慌てることの無いよう、イベントの目的やターゲットに合わせた広告手段を活用して、効率的に集客をしてくださいね。