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ハッシュタグとは?SNSごとの特性を理解して活用しよう

TwitterやFacebookなどのSNSをマーケティングに活用している企業も多いですよね。こういったSNSは、短い文章や画像の投稿を通して顧客層にアピールできるので、ブランディングとして有効です。

SNS活用に欠かせない考え方の1つが、「ハッシュタグ」の存在。投稿を見つけやすくするための手法で、今はSNSにとどまらず、ブログなどでもよく目にするようになりました。

マーケティング目線で見ると、ハッシュタグを活用することで自分の投稿をより見つけてもらいやすくなります。また、ユーザーの生の声に出会いやすくなるので、ニーズ調査に役立つという面もあります。

ここでは、ハッシュタグの使い方やSNSごとの特性などを紹介します。今まで使っていなかった方も、これを機に利用してみてはいかがでしょうか。

ハッシュタグとは?

まずは、「ハッシュタグはなにか」という前提知識をおさえておきましょう。

ハッシュタグとは、言葉の頭に「#(半角シャープ)」をつけることで、自分の投稿をカテゴライズできるキーワードのことです。投稿の一部ではありますが、そのハッシュタグがついた投稿だけを検索することが簡単にできるので、情報収集を容易にしたり、同じ話題で話している人を見つけやすくなったりします。

1つの投稿に複数設定することができるので、「カテゴリ」というより「タグ付け」とイメージすると、理解しやすいかもしれません。

最初はTwitterで誕生し(誕生当初は英数字のみの対応でした)、日本語入力に対応したことで一気に利用が進みました。InstagramやFacebookなどのSNSでも当たり前のように利用されています。

ハッシュタグは、無料で使える機能です。上手に活用することで、これまでのキャンペーンやプロモーション活動を一新させることができます。「SNSを活用しているけど、まだハッシュタグを使ったことがない」という担当者の方は、この機会に試してみてください。

ハッシュタグを使うメリット

ハッシュタグを使うと、企業としてはどのようなメリットがあるのでしょうか。

広範囲にリーチできる

ハッシュタグを利用することで、自社のフォロワー以外にも投稿を見つけてもらいやすくなります。また、身近に浸透してきているので、誰でも気軽に使え、思わぬところで投稿にアクセスを集められることも。

同じ話題に関心を持つユーザーの目に届きやすいということは、ターゲット層への露出が増えるということも指します。SNSの中でもInstagramを主に使うユーザーは、ブラウザ検索よりもハッシュタグ検索を多く使う傾向があるため、10代~30代の女性をターゲットにしている場合は効果的にピーアールできます。

キャンペーンへの参加率が高まる

ハッシュタグを利用して、商品やサービスを訴求するプロモーションを行うこともできます。具体的には、「指定のハッシュタグをつけて投稿することで、企画への応募が完了する」といった使いかたです。ユーザーとしては、登録必要なく投稿するだけでいいので、参加までのハードルが下がります。企業側としては、より多くの人にキャンペーンに参加してもらいやすくなり、参加者のフォロワーにもキャンペーンの認知を広めることができるという良さがあります。

市場調査に活かせる

ハッシュタグを使うと、関連するキーワードについての情報を効率的に得ることができます。一般の人々の率直な声を目にすることができるので、市場調査に活かせます。

ハッシュタグの使い方と、SNSごとの傾向

ハッシュタグの使い方を、簡単にご紹介します。といっても、使い方は本当に簡単で、投稿文を入力する際に「#」に続けてハッシュタグ化したい文言を入力するだけ。正しくハッシュタグを反映させるために、以下3点のみ注意してください(この3点を間違ったばかりに、狙い通りのハッシュタグになっていないことが多いです)。

・1:シャープは必ず「半角」で入力する
・2:ハッシュタグの前後にはペースを入力する(スペースは半角でも、全角でも可)
・3:日本語や英数字はOKだが、ハッシュタグ内に記号・スペース・句読点は使わない
 ※例えば「#新商品エムズを食べて応募」というハッシュタグは有効ですが、「#新商品、エムズを食べて応援」「#新商品 エムズを食べて応援」という場合は、記号やスペースの前後で途切れてしまい、成立しません。

また、ハッシュタグを活用するにあたっては、各SNSの特性を理解し、それに合った内容を使うようにしましょう。SNSごとの雰囲気に合わないハッシュタグは悪目立ちしてしまいますし、ユーザーに響きません。

Twitterの場合

Twitterで使われるハッシュタグは、1~2個が通常。トレンドの入れ替わりが大きく、ネタ系ハッシュタグが流行することが多いです。自分で作ったハッシュタグを広めるのも良いですが、流行しているハッシュタグを活用すれば、思わぬところで露出を増やせるかもしれません。

Instagramの場合

若い女性ユーザーの多いInstagramは、独特のハッシュタグ文法があります。複数のハッシュタグを使うのが一般的で、「#今日は #念願のパンケーキ #美味しい #幸せ #今度は自分で作りたい」というようにハッシュタグをつなげて文章のようになっているのが特徴です。拡散するというよりは、ハッシュタグ投稿を通して人柄を伝えるという意味合いが大きいです。

Facebookの場合

Facebookには、あまりハッシュタグをつけない方が無難です。なぜなら、Facebook投稿の中でもハッシュタグが多いものは、あきらかな宣伝目的のツイートというイメージを持たれてしまいます。

このように、SNSによって好まれるハッシュタグ文法は異なります。複数のSNSを運用している場合は、同じハッシュタグを使うのではなく、特性にあった内容で運用することでより効果が高まります。

ハッシュタグを使いこなし、効果的なマーケティングを

ハッシュタグは、手軽に始めることができるコミュニケーションツールです。特に日本語は、短い文字数に多くの意味が込められるので、ハッシュタグとの相性は良いです。工夫次第で、効率的にマーケティングを進めることができるでしょう。SNSごとの特性を理解して、自社のターゲット層に響くようにハッシュタグを活用してみてください。

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