レシートの裏面広告やクーポンの効果
最近、よく見かけるレシートと裏面広告やクーポンは、売上アップにつながる効果があるとして注目されています。
消費者にとっても有益な情報が載せられているため、レシートの広告やクーポンを楽しみにしている消費者もいるほどです。
今回は、様々な場所で見かけるレシート広告やクーポンの効果についてお話しします。
目次
レシートの裏面広告にメリットはある?
レシートの裏面はあまりチェックしてもらえないように思いますが、実はかなりのメリットがあります。
レシートの裏面広告のメリットは、次の通りです。
レシートチェックの際に見てもらえる確率が高い
買い物をした後にレシートをチェックする人が多いので、その際に裏面広告やクーポンなどを見てもらえる確率が高いです。
見ようとしなくても自然に見てしまうメディアなので、自然にPRできます。
QRコード活用でスマホと連動できる
年々スマートフォンの普及率が上がっている中で、レシートにQRコードを掲載し、専用サイトに誘導する手段がよく使われています。
QRコードをスマートフォンで撮影すれば、自動的に専用サイトにたどり着けるため、会員の獲得などにつながるケースが多いです。
またレシートそのものに広告が掲載されているのではなく、QRコードで開いたサイトに広告が掲載されていることが多いです。
中には、QRコードで開いたサイトでクーポンは発行されている場合もあります。
レシートとスマートフォンを連動させることで、レシートに掲載する広告のスペースを最小限にして経費を削減することもできます。
レシートだから配布しなくてもいい
レシートはチラシのように配布しなければいけないものではありません。
消費者が買い物をして精算をした後に渡さなければいけないものなので、消費者が断らない限り、配布しなくても自然に手に渡ります。
そのため、チラシのような配布の手間がないのに、宣伝効果が高いです。
ドラッグストアなどのレシートのクーポン広告の効果
ドラッグストアなどでは、レシートの他にクーポン専用のレシートが同時に発行されて渡されることが多いです。
期間限定で割引される商品が掲載されているクーポンで、次回からの来店の際に使える仕組みになっています。
クーポンの商品の種類は多数用意されており、ランダムに発行されるため、どんな商品のクーポンが発行されるかを楽しみにしている消費者が多いです。
ドラッグストアによっては、商品は指定せずに割引券として利用できるクーポン券が発行されることがあります。
割引券として発行されるクーポンは、5%から15%程度の割引券が多く、5%のクーポン券が出たり、15%のクーポン券が出たりとランダムに発行されるため、消費者の楽しみが広がります。
また、商品が限定されたクーポンだけではなくジャンルが限定されたクーポンもあります。
例えば、日用品に限り15%オフなどのクーポン券です。
クーポン券が使える店や回数などは細かく限定されていますが、ドラッグストアの各店舗でリピーターを獲得するためにも、レシートによるクーポン券の発行が役立っています。
まとめ
店舗での買い物で、必ず手渡されるレシートは、広告のメディアとしても注目されています。
必ず、手渡されるものだからこそ、見てもらえる確率が高く、自然に消費者の手に渡るのが最大のメリットです。
それによって、さらなる顧客の獲得につなげているケースがたくさんあるため、今後も様々な形のレシート広告の誕生が予想されます。