インフルエンサーマーケティングとは?効果ある事例3選
最近、 Web上でインフルエンサーという単語をよく見かけませんか?
日本ではまだまだ有名ではないインフルエンサーですが、海外では定着した単語です。
さらに、インフルエンサーを用いたマーケティングの成功例が多くなっており、日本国内でも企業などから、かなり注目されています。
今回は、最近盛り上がりつつあるインフルエンサーマーケティングや成功事例をご紹介します。
目次
インフルエンサー・マーケティングとは?
インフルエンサー・マーケティングとは、インフルエンサーを使ったマーケティング手法のことを言います。
インフルエンサーとは、売りたい商品やサービスなどとイメージが合い、なおかつ、周囲に与える影響力を持った人物のことを言います。
それが、 Webで人気がある人物であれば、さらに起用される確率は上がります。
つまり、基本的にSNSやソーシャルメディアにおいてフォロワー数が多い人気ある人物をインフルエンサーと呼ぶ場合が多いです。
インフルエンサー・マーケティングを具体的にいうと、インフルエンサーに売りたい商品やサービスなどをオリジナリティを持って紹介してもらうことでセールスを上げようとするマーケティング活動を言います。
アメリカのYouTuberのCasey Neistatによるエミレーツ航空の成功事例
世界的にも有名なエミレーツ航空は、アメリカで人気のYouTuberのCasey Neistatを使って、インフルエンサー・マーケティングを行ない成功を収めました。
エミレーツ航空は、Casey Neistat氏にドバイ発ニューヨーク着のファーストクラスのチケットをプレゼント(厳密には元々購入していたビミネスクラスが無償でアップグレードされた)して、興奮気味のNeistat氏にファーストクラスの機内設備、食事、ベッド、シャワールームといった体験をしてもらい、YouTubeにて包み隠さずその模様をレポートしてもらうという動画を作成し発信しました。
その動画は、なんと1週間で1,800万回以上の動画再生回数を記録して、今も再生回数は伸び続けています。
これにより、3600万人以上のユーザーに影響を与えられたとして、注目されるインフルエンサー・マーケティングの成功事例となっています。
渡辺直美を使ったインスタグラムでの東京ディズニーリゾートの成功事例
タレントの渡辺直美さんは、インスタグラムで最もフォロワー数が多いことでよく知られています。
そんな渡辺直美さんは、特にインスタグラムにおいては、フォロワーに影響を与えられるインフルエンサーの1人です。
渡辺直美さんを起用したインフルエンサー・マーケティングは、東京ディズニーリゾートは「夏5パスポート」の集客として行なわれました。
渡辺直美さん自身が、東京ディズニーリゾートでオリジナリティあふれる写真を撮り、インスタグラムに「#夏5でやってみた」というタグをつけて投稿するだけの手法ですが、いいねが45万件以上も入り、かなりの反響がありました。
投稿に使われた写真は、いつも通りの自然な感じの渡辺直美さんが写っているものばかりで、宣伝色があまりないからこそ好感が持てます。
はじめしゃちょーを使ったバンダイのたまごっち100こ!育ててみたの成功事例
日本にも有名なYouTuberがたくさん存在しますね。
日本のYouTuberもインフルエンサーとして企業に選ばれることが多く、インフルエンサー・マーケティングにより成果を上げています。
中でも印象的なのが、日本の人気YouTuberの「はじめしゃちょー」をインフルエンサーに行なわれたバンダイ製品のプロモーションのためのインフルエンサー・マーケティングです。
バンダイ×はじめしゃちょーのインフルエンサー・マーケティング動画で紹介されたのは「たまごっち」です。
動画のタイトルは「たまごっち100こ!育ててみた」で、内容ははじめしゃちょーが最新型のたまごっち100個を育てて実況するというものです。
はじめしゃちょーは、510万人のチャンネル登録者を獲得しており、そのほとんどが小学生などの子供です。
バンダイは、最新型のたまごっちを小学生に紹介したいと考えていたため、今回のインフルエンサー・マーケティングが成立したのです。
バンダイの狙い通り、再生回数は瞬く間に700万回を超えて、好評価も5万以上獲得しています。
さらに動画の中では、プレゼントなどの特典紹介や、動画ページから商品ページに飛べるリンクが施されたりなど、細かく工夫が凝らされています。
まとめ
インフルエンサーを使ったマーケティングは、今後もさらに盛り上がりそうな気配です。
特に、SNSやソーシャルメディアにおいて特定の層に人気がある人物がインフルエンサーに選ばれる確率が多く、企業も今からインフルエンサーになる人物を探しているのかもしれません。