見やすくて伝わりやすいチラシにするレイアウトの7つのコツ
チラシのレイアウトは、見やすさや伝わりやすさを決定づける要素の一つです。
レイアウトの中には、配置、フォント、カラー、余白の要素があります。
見やすくて伝わりやすいレイアウトのコツを知っていれば、広告効果が高いチラシに仕上げられます。
たとえば、新聞の折込チラシは見やすいものばかりなので、ついつい詳しく読んでしまいますよね。
つまり、それだけ見やすさや伝わりやすさがあるチラシだということです。
チラシだからといって、たくさんの情報を詰め込みすぎることで、結果的に伝わらないチラシになってしまわないためにも、次の7つのレイアウトのコツを心得ておきましょう。
目次
配置の基本は左揃え
チラシの全体的な配置の基本は左揃えです。
これは、Webページにおいても同じで文章が横書きの場合は、左から順に文章が始まり、また人間の目も左から読む習性となっているため左揃えの方が見やすくなります。
インパクトを出すためにセンタリングをしようとすると、1行以上の文章が発生した時に、行のスタートがバラバラになるので統一感がなくなります。 また、どこから読めばいいのか?導線を見失ってしまいますので、チラシの配置の基本は左揃えだと覚えておきましょう。
フォントを1種類にする
文字のフォントは統一した方が絶対に読みやすいです。
チラシの全体を通して見た場合も、フォントに統一があるだけで見やすくなり、ついつい見入ってしまうものです。
フォントは多くても2種類までにして、使いすぎないように注意しましょう。
また、フォントサイズは「見出し」「本文」「キャプション」でそれぞれサイズを決めて、2~4パターン程度にすることです。
フォントサイズが何種類もあると、非常に見にくいチラシになります。
関連項目でうまくまとめる
チラシの中に、写真や文章をレイアウトする際は、関連性の強いものをグループ化しましょう。
関連性の強いものをできるだけ近づけて、関連性の弱いものは離して配置すると、それだけでチラシの全体像が伝わりやすくなります。
さらに言うならば、関連項目でグループ化してからストーリー性を持たせて配置するのがベストです。
人間の目は、横書きや横配列の場合、左から右、次の行に行くと再び、左から右へと視線を移動していきます。
その法則に従って、1つずつのグループを「Z」の導線を意識してレイアウトしていくと、内容が読み取りやすいチラシになります。
タイトル~内容~詳細の順に配置する
チラシにはタイトルやキャッチコピーの次に写真や図、テキスト、連絡先、クーポンなどが掲載されています。
これらを「Z」の導線に従って配置するならば、「タイトルやキャッチコピー」→「写真や図、テキスト」→「連絡先、クーポン」の順に配置すると、見やすいチラシになります。
色でグループ化する
配置でグループ化する方法もありますが、同じようなグループが複数ある場合は、同系色でグループ化すると内容が読み取りやすくなります。
この場合、グループの距離感については、極端に離れすぎない限り、あまり気にする必要はなく、同系色でグルプ化することが重要となります。
関連する写真と文章をグループ化する場合は、写真の枠と文章の枠を同じ色にすると見やすくなります。
距離ではなく色でグループ化する方法も知っておきましょう。
十分な余白を取る
チラシの見やすさを倍増させるのが、余白の存在です。 余白が多すぎると、寂しいチラシになると思ってしまいがちですが、余白のないチラシは情報が詰まりすぎたやかましいチラシに捉えられてしまいます。
余白を意識したいのは、「文字と文字の間」「文字と図(写真)の間」そして「文字と図(写真)の端」です。
文字や図(写真)が詰まりすぎると、たくさんの情報が詰まっているように思えてしまうので、それだけで見るのが嫌になってしまいます。
すっきりとしたレイアウトにするためには、「文字と文字の間」「文字と図(写真)の間」そして「文字と図(写真)の端」に適切な余白を作ることです。
ワンポイントをつけてメリハリを
チラシがのレイアウトが完成してから、物足りなさを感じたら、吹き出しなどのワンポイントをつけるとメリハリをつけられます。
スーパーのチラシには、「特売!」などと書かれた吹き出しが効果的に加えられていますね。
吹き出しがあるとないでは見栄えも全然違い、チラシの見やすさも格段に上がるのでオススメです。
これだけは伝えたい!という短いメッセージや言葉を吹き出しなどに書いて配置すると、見る側の目も惹きつけられるので効果的です。
まとめ
チラシの見やすさを決める要素は、配置とフォント、カラー、余白です。
これらの要素を理解して、うまくレイアウトを決めれば見やすいチラシになり、広告効果が上がります。
その上でワンポイントも加えれば、さらに興味を持ってもらえるチラシになるので、ぜひ参考にしてくださいね。
コツを掴んで、広告の内容が伝わるチラシ作りを目指しましょう。