広告コラム

広告コラム

広告担当者・マーケター必見!効果が期待できる写真撮影のポイント

広告担当者やマーケティング担当者であれば、効果が期待できる広告媒体を作りたいと思うもの。質のいい広告を作成するためには、広告やマーケティングの全体像を見直すことももちろん大切です。しかし、何気ない1枚の写真や一行のキャッチコピーなど、細かい部分にまで目を配るのもマーケティングの大事な要素だということを意識することが大切です。ここでは、いい広告を作るために不可欠な要素の1つ“写真撮影のポイント”について解説していきます。

これだけは押さえておきたい、写真撮影3つのポイント

現在はSNSの普及により、手軽に情報発信ができるようになっています。企業においても、広告担当者・マーケティング担当者が自ら写真撮影を行い、コンテンツを作成することもめずらしくありません。ちょっとしたコツを実践することで、初心者でも良い写真を撮ることができます。以下に、良い写真を撮るためのポイントを3つご紹介します。

・脇を締めてカメラを構える
カメラのブレは、写真に大きな影響を与えます。被写体が美しく写らなかったり、余計なものまで写り込んだりするので、カメラのブレは最小限に抑えるよう意識することが大切です。カメラを持つときは脇をしっかり締めて構え、指の腹全体でシャッターを軽く押します。このとき、まずはシャッターを半押しにしてピントをしっかり合わせ、一息に押しこむようにするとカメラが安定しやすくなります。

・商品・サービスのPR写真は大胆な写真を
自社商品や自社サービスのPRをするのであれば、商品やサービスのマーケティング担当者などを正面からのアングルで大きく撮ることが重要です。会社のロゴマークをアピールできる場所で撮影すると、さりげなく企業の印象付けを行うことができます。

・セミナーやイベントの写真には「引き」が大事
セミナーやイベントの様子を撮影する際は、全体を入れた「引き」の構図で撮影するのがオススメです。そうすることで、会場全体の雰囲気が写真から伝わりやすくなります。イベントのメイン人物や著名人の写真は引きと寄りの2パターンあると、広告デザインの幅が広がります。

これらのほかにも、良い写真を撮るためのポイントはたくさんあります。良い写真は、広告やマーケティングの全体をより印象的にします。カメラマンやデザイナーだけでなく、広告担当者やマーケティング担当者もこのコツを覚えていて損はありません。

これだけは避けたい写真の事例

写真が得意でない広告担当者やマーケティング担当者の場合、最初はなかなかいい写真が取れずに悩むもの。慣れないうちは、「最低限避けたい事例」を意識して、写真撮影に臨みましょう。以下に、避けるべき写真撮影の事例を紹介します。

・背景に余計なものが写り込んでいる
見せたいもの、たとえばPRしたい商品などの後ろに、関係ない余計なものが写り込んでしまうのはNGです。部屋の出入り口や関係ない人物などの余計なものが写り込んでいると、商品のイメージがブレてしまう可能性があります。そうならないためにも、広告担当者やマーケティング担当者は被写体のコンセプトを明確にし、そのコンセプトに沿うような背景作りをすることが重要です。

・画面が暗い
写真全体が黒っぽくなり、被写体の色が実際の色より暗く写ってしまうことがあります。正しい色味が伝わらなければ、被写体を正しくPRすることはできません。加えて、広告全体に暗くマイナスなイメージを与えてしまいマーケティングに悪影響を及ぼします。写真と実物を並べて比較し、画面の明暗を見極めることが大事です。適切な明るさで写真を撮るためには、撮影場所全体の明るさを工夫したり、マニュアル機能などカメラの機能を活用したりする方法があります。

・被写体の配置のしかたが粗い
被写体をただ並べるだけでは、良い写真は撮れません。配置が雑になってしまうのは、カメラの性能だけに頼って配置をおろそかにしてしまうことが原因です。配置をおろそかにした写真は、配置にこだわって撮影した写真と比べるとどうしても粗が目立ち、見劣りしてしまいます。良い写真を撮りたいのであれば、被写体のコンセプトやイメージに沿うような配置、構図をじっくり考えることが大事です。

ちょっとしたことでも写真の魅力は倍増したり、逆に半減したりします。写真をより良く見せるためには、細かいところにも目を配ることが重要です。

今すぐに真似できるプラスアルファのコツ

写真の質は、画面の明るさや構図、撮影ポジションなどさまざまな要素に左右されます。これらの要素を意識すれば、より良い写真が撮れるようになります。なお、“撮影ポジション”は極めて重要です。写真撮影は、「被写体はどこに配置するのか」、「撮影はどの位置で行うのか」といったことをしっかり決めてから行いましょう。このとき、窓や太陽光の位置、被写体の背景に注意することが重要です。窓辺に被写体を配置すると、逆光状態になってしまい良い写真は撮れません。被写体の背景については、できるだけ空間があるほうが望ましいといえます。背景に空間があると、閉塞感がなくゆとりのある印象になり、被写体がより引き立ちます。

構図にひと工夫することも重要です。たとえば、被写体を撮影する際はカメラマンが立っており、被写体が座っている場合がよく見られます。そのため、写真はどうしても上からのアングルで撮られることが多いのです。被写体と同じ目線で撮影することで、被写体の印象や人となりをより的確に掴んだ写真を撮ることができます。被写体の視線に気を配ることも大事です。被写体の視線の先を空けると、構図が安定します。くわえて、被写体の意思や感情がこもった印象的な写真に仕上がります。

写真の重要さを再認識

いかがでしたか。1枚の写真は、時として文章よりも多くを語る重要な要素です。写真の良し悪しで、企業全体や商品の印象は大きく左右されます。ユーザーの目を惹きつける広告を作成するためにも、写真に対する意識や見方を少し変えてみてはいかがでしょうか。

オススメの記事

カテゴリー

Facebook

エムズのみんなの様子が見れちゃう!イベント情報や社内の様子、役に立つ広告の豆知識など様々なことが掲載されていますよ。

X

エムズコーポレーション営業部の「今」を配信!街で気になった広告や、撮影や収録の裏側も。お客様のイベント情報も見逃せません。

ページトップへ